『改良』遠野遥著
※ネタバレあり。 第56回文藝賞受賞作。 読み始めた時は、性的マイノリティの話やジェンダー論なのかと思ったが、読後にはそうした印象は完全に消え去った。 確かにそうした舞台は用意されている。しかしその根底には作品を貫…
感じたものについて綴っていきます。
小説の感想
※ネタバレあり。 第56回文藝賞受賞作。 読み始めた時は、性的マイノリティの話やジェンダー論なのかと思ったが、読後にはそうした印象は完全に消え去った。 確かにそうした舞台は用意されている。しかしその根底には作品を貫…
本の感想
歩くくらいの速度で走るというスロージョギングについての本。 自分は2017年3月辺りに、発売されたばかりのこの本を立ち読みして、「やってみよう!」と思って購入。 約二年走ってきた今、この本に抱く感想は「著者はおだてる…
映画の感想
ポール・トーマス・アンダーソン監督のテーマは、非常に「フロイト的」だ。 まず、『ブギーナイツ』(1997)、これはポルノ業界を描いていて、主人公はドラッグのやり過ぎでEDになる。フロイトっぽくいえば、「去勢不安」と闘…
映画の感想
※ネタバレあり。 何度か見てようやく理解した映画。 There will be bloodというタイトルは旧約聖書に由来するもので「いずれ血に染まる」の意らしい。 で、このbloodの意味、もちろん「血」なんだが、…
映画の感想
子どもの頃見た輝かしい世界。 本作は、まさにそれを映画化してしまったほどのインパクトである。 実はこの映画、初めて観た時はよく意味が分からなかった。好きなポール・トーマス・アンダーソン監督の作品なので肩すかしを食らった…
映画の感想
ポール・トーマス・アンダーソン監督の群像劇。 この映画には「許されたい!」という叫びが充満している。これがテーマである。「許し」ではなく、「許されたいという叫び」がテーマなのだ。 だが残念ながら、その叫びは絶望的な…
小説の書き方本関連
いわゆるコロケーション辞典。何かの単語を引いてみると、その使い方の例が列記されている辞典。 たとえば「好み」を引いてみると…… ▲が 一致する。うかがえる。うるさい。偏る。変わる。……▲を 言う。押しつける。聞く。考慮す…
映画の感想
ブラッド・ピット主演の宗教映画。 日本では「ブラピ主演のホームドラマ」みたいなタレコミだったようだが、そんなのを真に受けて初デートに誘う男性がいたらどう責任を取る!と思った。口下手同士だったら映画の後が気まずいぞ~と…
映画の感想
※ネタバレあり。 一つの解釈を拒む映画。 割り切れぬ3.141592653589793238462643383279…………。 反対にいえば、多様な解釈を許す映画。 わたくしお好みの作品の傾向として「分かりにくい…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
※本エッセイは、あくまで著者自身の体験や考えを大胆に書いたものです。作品内に出てくる医学等の知識もそうです。詳しくは専門家等に相談するようお願い申し上げます。※本エッセイは小説投稿サイトに投稿したものを転載したものになり…
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