10 ブラックボックス
世界は真実で溢れている。 まだ若い時はそう思っていた。 飛び降り王子は小学生の頃から競馬が好きである。 よく読んでいた競馬雑誌の広告にある予想本の謳い文句が何と「的中率93%」! これは入手しなければいけないと思い、…
感じたものについて綴っていきます。
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
世界は真実で溢れている。 まだ若い時はそう思っていた。 飛び降り王子は小学生の頃から競馬が好きである。 よく読んでいた競馬雑誌の広告にある予想本の謳い文句が何と「的中率93%」! これは入手しなければいけないと思い、…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
07の記事を書いて以来「慣れる」の定義が気になって仕方がない。 「慣れる」は「馴染む」に近く、肯定的なニュアンスを含んでいる場合が多い。 その前提でドストエフスキーにいちゃもんをつけた。彼はおそらくフラットな意味で使…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
人は想像力豊かな動物だ。 そのため客観的な事実よりも、先入観の方にとらわれることが多々ある。三つ例を挙げてみよう。 細菌は総じて不衛生な存在だ。 賞味期限を過ぎたものは食べられない。 血液型診断は正しい。 以上。…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
「人間とは、どんなことにも、すぐ慣れる動物である。私には、これこそ、人間の最上の定義であると思える」 ドストエフスキーの名言である。飛び降り王子はこの言葉を、ナチス強制収容所での体験を綴った『夜と霧』経由で知った。 …
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
世には様々な職業病がある。 ググってみた。 何と厚生労働省の「職業病リスト」というサイトが一番上に出てきた。パッと見る限り、細かく定義されているのだなと感心した。 一つ引用すると「紫外線にさらされる業務による前眼…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
世界の動きが速いと感じる。 二十歳そこそこで思い始めたことである。 その最たる例が煙草。 喫煙は一種の文化で、世に欠かせないものだと思い込んでいた。かつて喫煙者は圧倒的な権力を持っていた。分煙なんて概念はほぼなく…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
「出会うタイミングが悪かった」 映画『ファイト・クラブ』のラストのセリフである。 主人公の男性は不眠症を患い苦しんでいる。このタイミングで主人公はヒロインと出会う。程なくして、破壊衝動の化身のようなもう一つの人格が姿…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
「え!? そこ気にするの!?」と人に思うことはないだろうか。 前職の同期に、気にする部分のバランスが非常に悪い女性がいた。 Aさんとする。 彼女は人を隠し撮りしてLINEのグループに平気でアップするくせに、自分が撮…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
世には「人への配慮」が溢れている。 2019年1月から休職中だった飛び降り王子は、同年8月、正式に退職した。もし復職していた場合、労働時間を短くするなどの「配慮」がなされていたらしい。 抑うつ状態であるという現状報…
ある滑稽な飛び降り自殺未遂者の追憶
時代は、ハンカチ王子を初めとした空前の王子ブームだった。 ハニカミ王子、ぽっちゃり王子、洗濯王子……。監禁王子なんてものまで現れる始末。不景気な分、華やかでお気楽な雰囲気を出そうと皆必死だったのかもしれない。 一方…
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